子ども新聞とは?
子ども新聞とは
子ども新聞は、子どもたちが企画し、まちに出て取材をし、記事を書いて作った新聞です。
お店や地元企業・人物の紹介、子どものホンネ、子ども記者相談室、etc…
ちょこっとだけ、大人も手助けをするけれど、子どもたちが作ったものを、良さを生かしてできるだけそのまま形にしています。
大人が書く新聞とは違い、子どもが書いた忖度の無い切り口と素直な意見が新鮮で痛快だと、徐々に大人の読者層を広げています。
現在京都府亀岡市、埼玉県さいたま市、東京都立川市の3拠点で展開しています。
どこで読める?
子ども新聞は拠点がある地域のフリーペーパーや、新聞の折り込みとして配布されています。
拠点によって配布方法は異なりますので「子ども新聞が読みたい!」という方は直接本部までお問い合わせください。
本部
080-6167-5612
受付時間10:00~18:00
子ども新聞の魅力
伸びるスキル
取材という行為のなかにある様々な経験値を積むことができます。
【新聞づくりで伸びるスキル】
「主体性」・・・自分で考えよう!
「企画力」・・・こんな記事を書こう!
「傾聴力」・・・この人何を言いたいのか?
「質問力」・・・インタビューします!
「責任感」・・・担当が決まっています。
「協調性」・・・みんなで行動します。
「情報処理力」・・・記事にまとめます。
「マナー」・・・大人と接します。
「チャレンジ精神」・・・毎回新しい経験!
etc...
いずれも、社会を生き抜くうえで必要な能力です。いわゆる“生きる力”を養うことができます。
子ども新聞に問い合わせる子ども新聞 編集長
竹内 博士(通称ハカセ)
「かめおか子ども新聞」の子ども記者たちの取材は容赦ない。「不味い」「嫌だ」「おもしろくない」を連発。忖度など一切しない。飾らない言葉。つたない言葉。どストレート。でもそれがなかなか的を射ていたりする。
「子どもは何も知らない」「大人がいつも正しい」は嘘だ。子どもは大人が忘れてきた大切なものをしっかりと持っている。大人同士の議論より、子どもに言われた何気ない言葉に妙に納得したことはないだろうか。
バッサリと切り捨てる残酷さの一方で、まるで小さいお坊さんのように世の中を悟っている時や、全てを包み込むような偉大な愛を感じる時もあり、子どもは実に不思議な生き物だと感じる。
私は普段、企業に対してコミュニケーション研修を行っている。大学卒業から10年間、新聞記者として様々な「人」に出会い、「人」に触れてきた。
生きていくうえで大切なのはコミュニケーションだと強く感じ、今の仕事を始めた。
核家族化が進み、地域とのつながりも希薄化する中で、今の子どもたちにとって必要な教育とは何か。
それは、「危ないことには関わらない」ではなく、むしろ「色んな人に触れることで、どんな人かを見抜く目や、自己防衛本能を磨く」「自らが人の中に飛び込み、世界を切り拓いていく」人間教育なのではないか。
そして、それは「取材」という行為の中から学べる。「かめおか子ども新聞」立ち上げの同期である。同時に「情報発信ツール」だった新聞を「教育ツール」へと転換する新しい試みでもあった。
新しい時代。今までのやり方では行き詰まることも多い。だからこそ既成概念を覆してくれる子どもの存在は大きい。
さあ、取材!今日も子どものアンテナに引っかかったテーマや言葉たちはキラキラと輝き、大人たちへ鋭く届く。
子ども新聞ができるまで
子ども新聞フロー(by子ども記者)
子ども記者による新聞製作の流れ